インストーラの製作としてはInstallShieldなどといったツールが有名ですが、価格が高く、同人ゲームやフリーソフトに置いてインストーラを製作しようとしても敷居が高く、結局.zip圧縮で頒布とかいうことになってしまうことも多いかと思われます。VisualStudioのPro版以上(2008まではStandard以上)にもセットアッププロジェクト(2010以降はInstallShieldLE)が付属されましたが、細かいカスタムアクションとかにも対応していない上、フリーのExpress Editionにはインストーラを製作するツールすら付属していません。学生ならDreamSparkとかで無料で落とせば良いのですが、VisualStudioの有償版は買おうとするとかなり高くてこれもなかなか手がだせません。(私が買ったとき、学割でも3万はしましたね)
また、WindowsInstallerXMLとかいうフリーのインストーラ製作ツールを使えばカスタムアクションまで細かく設定できかつ無料で作れます。しかし、これを用いて何のツールも使わずやろうとすると、ファイル情報からインストーラの動作など全部XMLで地道に入力しなければならないため非常に時間がかかります。言い換えれば開発にかけられる時間少なくなってしまうということです。入稿ぎりぎりだと省いちゃったりしたくなりますよね。
ここでも、Windows Installer XMLを用いていきますが、短時間に効率的にWindowsInstallerXMLのコーディングをしていく(使えるところは無料の外部ツールを上手く使う)方法でやっていきたいと思います。
☆War Setup併用編
1.開発環境を用意しよう
1-1 VisualStudioのStandard以上がある場合
1-2VisualStudioのStandard以上が無い場合
1-3WarSetup(外部ツール)のインストール
2.実際に作ってみよう
2-AWarSetupでコードを自動生成する作業
2-BProjectsの設定
2-Cファイルの追加とその概念
4.自動生成されたコードを修正していこう
☆SharpDevelopで全部片付ける編
5.開発環境を用意しよう
6.実際に作ってみよう(WixUIの使用)
6-A.プロジェクトの設定
6-B.ファイルとフォルダ、Featureの設定
6-C.コードの修正
☆共通
7.カスタムアクションを設定するには?
7-A.ダイアログを追加するには?
7-B. DirectXとかのライブラリを内包させるには?
7-C.シリアル番号での検証をさせるには?(われ対策)